データディスクを作成]テストは、[ディスク作成]タブの拡張バージョンとして、および[ベンチマーク]タブのクラシックバージョンとして使用できます。
クラシックテストを使用すると、読み込み速度と回転速度を分析できます。拡張テストを使用すると、光ディスクドライブのバッファレベルと CPU 利用率も測定できます。  
拡張テストは、[ディスク作成]タブで実行され、結果もこのタブに表示されます。
結果は、グラフに次の 4 つの曲線の形で表示されます。
 
 
 
§
書き込み速度
§
回転
§
バッファレベル
§
CPU 利用率 
水平のスケールは、ディスクの容量(CD の場合は MB、DVD の場合は GB)の値を示します。垂直のスケールは左側に書き込み速度を示し、右側に回転速度を示します(RPM × 1000)。   
グラフ表示と表示エリアとの間にある進行状況バーは、書き込みプロセスの進行状況を示します。
グラフ表示の右側の[ディスク情報]エリアには、ディスクドライブに挿入されているディスクに関する一般情報が表示されます。ここでは、次の表示パネルが使用できます。

 

種類
ディスクドライブにあるディスクのディスクタイプを示します。
ID
ディスクのメディアコードを示します。
容量
ディスクドライブにあるディスクの記録容量(CD の場合は MB、DVD の場合は GB)を示します。
ディスクタイプ
ディスクタイプは、仕様が異なる各種光記憶メディアを指します。最もよく知られたディスクタイプは CD と DVD です。CD と DVD には 1 回、または複数回書き込むことができ、さまざまな記憶容量で製造されています。

 

 
 
基本的に、オプションで定義されるすべての設定が[ベンチマーク]タブの標準テストに適用されます。拡張テストに影響する設定はすべて[ディスク作成]タブで直接行います。
グラフで使用される色は例外です。これらの色を変更する場合は、[ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目のオプションで行います。
 
 
グラフ表示の右側の[設定]エリアではテストの必要な設定を定義できます。次の設定オプションが使用できます。

 

メニュー
[速度]
テストを実行する速度を定義します。ドロップダウンメニューで使用できる項目はディスクドライブ内のディスクによって異なります。
チェックボックス
[イメージ書込]
このチェックボックスをオンにすると、以前に定義したバイナリデータではなく選択したイメージファイルが記録できるディスクに書き込まれます。
チェックボックス
[シミュレート]
このチェックボックスをオンにすると、記録できるディスクにデータを書き込む代わりにすべてのテスト結果を作成するプロセスがシミュレートされます。
テスト結果は、グラフの右側の[速度]、[バッファ]、[CPU 利用率]、[進行状況]エリアにも表示されます。
速度
速度テストの部分的な結果を示します。
カレント/平均]はテスト中に変化する速度を示します。平均速度はテスト終了時にここに表示されます。
開始] - テスト中に検出される最低速度を示します。通常の曲線では、最低速度が開始速度でもあります。不均等な曲線では、最低記録速度は最小値としてここに表示されます。
種類] - 回転速度の種類を示します。
終了] - テスト中に決定される最高速度を示します。通常の曲線では、最後に最高速度に達します。不均等な曲線では、最高記録速度が最高値としてここに表示されます。
バッファ
書き込みテスト中のバッファの利用率(%)をバー上にグラフィックで、その隣には数値で示します。最小バッファレベル、最大バッファレベル、および平均バッファレベルの値は、以下のとおり左から右に一覧表示されます。これらの値はテスト中に継続的に更新されます。
グラフを表示]チェックボックスをオンにしている場合、バッファレベルの表示がグラフにプロットされます。左側にある小さい色付きの四角は、線の色を示します。この色は[ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目のオプションで適宜変更できます。
CPU 利用率
書き込みテスト中の CPU 利用率(%)をバー上にグラフィックで、およびその隣に数値で示します。最小 CPU 使用率、最大 CPU 使用率、および平均 CPU 使用率の値は、下記のとおり左から右に一覧表示されます。これらの値はテスト中に継続的に更新されます。
グラフを表示]チェックボックスをオンにしている場合、CPU 利用率の表示がグラフにプロットされます。左側にある小さい色付きの四角は、線の色を示します。 この色は[ユーザーインターフェース]ナビゲーション項目のオプションで適宜変更できます。
進行状況
位置]は書き込みプロセス中にディスク上の読み込みヘッドの現在位置を連続的に示します。
経過時間]は書き込みプロセスの開始以降、経過した時間(分と秒)を指定します。
 
以下も合わせてご覧下さい:
データディスクを作成(クラシックバージョン)
回転速度
ディスクの読み取りや書き込みにはさまざまな方法があります。基本的なルールとして、光ディスクドライブの読み取り処理はディスクの放射状の範囲で開始され、中央から外側に移ります。回転速度のタイプを定義するために使用される 2 つの規格は、線速度と定角速度です。定角速度では、ディスク中央のトラックは常に最低速の線速度で動きます。線速度は中央から外側のエッジに向かって移動するにつれ低下します。定角速度(別称: 回転速度)は、ディスクの半角とは関係なく、時間の経過にともなう回転角の変化を表しています。すなわち、オブジェクトがセクタをループする速度です。
バッファ
バッファとは、必要に応じて、すぐに処理できないデータを記録および提供する一時メモリのことです。 また、バッファを使用すると、継続的なデータフローが確保されます。
CPU 利用率
中央演算処理装置はコンピュータのプロセスを処理します。演算のパフォーマンスが高いほど、CPU の読み込みとそのパフォーマンスが向上します。
書き込み速度
書き込み速度は、ドライブが光学記憶域メディアにデータを書き込むことができる速度を示します(8 倍速または 16 倍速など)。
RPM
RPM(Revolutions per minute)は、回転速度を表すために機構で使用される単位です。1 分あたりの回転数を示します。
ディスクタイプ
ディスクタイプは、仕様が異なる各種光記憶メディアを指します。最もよく知られたディスクタイプは CD と DVD です。CD と DVD には 1 回、または複数回書き込むことができ、さまざまな記憶容量で製造されています。


データディスクを作成する(アドバンスバージョン)