標準テスト]ナビゲーション項目の[テスト選択]、[速度]、および[スピンアップ時間]エリアには設定オプションがあります。  
メイン画面の[開始]ボタンまたは[テスト実行] > [選択済み]メニュー項目をクリックすると自動的に実行される標準テストは、[選択済みテスト]エリアで定義できます。これらのテストは、[ベンチマーク]タブで実行されます。テストはすべて初期設定で有効になっています。
次の設定オプションが使用できます。   
チェックボックス
転送レート
一連の標準テストにテストを追加します。[転送レート]テストでは、データの読み取り速度が測定されます。つまり、データがディスクから読み取られる速度です。挿入されたディスクが空の場合、テストでは、書き込み速度が測定されます。
チェックボックス
DAE 品質
一連の標準テストにテストを追加します。DAE 品質テストは、2 つの部分測定で構成されています。
チェックボックス
アクセス/シーク時間
一連の標準テストにテストを追加します。[アクセス/シーク時間]テストでは、ドライブに挿入されたディスクに対する光ディスクドライブのアクセスまたはシーク時間が 3 つの部分測定で測定されます。
チェックボックス
CPU 利用率
一連の標準テストにテストを追加します。CPU 利用率テストでは、CPU(中央演算処理装置)の利用率(%)がさまざまな速度で測定されます(1x2x4x、および 8x)。
チェックボックス
バーストレート
一連の標準テストにテストを追加します。[バーストレート]テストでは、光ディスクドライブからコンピュータへの最大転送レートが測定されます。
チェックボックス
スピンアップ/ダウン
一連の標準テストにテストを追加します。[スピンダウン]テストでは、光ディスクドライブが停止するまでにかかる時間が測定され、[スピンアップ]テストでは、光ディスクドライブが停止後に再びデータを読み出すまでにかかる時間が測定されます。
チェックボックス
ロード/イジェクト
一連の標準テストにテストを追加します。[ロード/イジェクト]テストでは、光ディスクドライブがディスクのロード、検出、イジェクトに必要とする時間が測定されます。
チェックボックス
追加の読み取りテスト
一連の標準テストにテストを追加します。一連の[追加の読み取りテスト]テストは 3 つのテストで構成されています。ディスク上の 1 つ以上のセクタが定義されたテストサンプルで読み取られます。
チェックボックス
データディスクを作成
一連の標準テストにテストを追加します。[データディスクを作成]テストは、そのクラシックバージョンを[ベンチマーク]タブで、および拡張バージョンを[ディスク作成]タブで使用できます。クラシックテストを使用すると、書き込み速度と回転速度を分析できます。拡張テストを使用すると、光ディスクドライブのバッファレベルと CPU 利用率も測定できます。
チェックボックス
[データのベリファイ]
データディスクを作成]テスト中にディスクに書き込まれたデータをチェックします。
速度]エリアでは、転送レートテストの読み取り速度、およびデータディスクを作成テストの書き込み速度を定義できます。最大速度は初期設定で有効化されています。この速度は、悪条件下での光ディスクドライブやディスクのテストにもお勧めします。次の設定オプションが使用できます。
オプションボタン
最大
光ディスクドライブが達成できる最大速度を選択します。
オプションボタン
[現在]
光ドライブの現在の速度を選択します。この速度は影響を受けず、その他のシステム設定(他のソフトウェアやファームウェアの設定など)の影響を受けることがあります。
オプションボタン
[選択]
手動で速度を選択します。入力フィールドに任意の値を入力します。
スピンアップ時間]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
[スピンアップ時間]
スピンアップ時間を定義します。
ディスクと光ディスクドライブを安定させるために、Nero DiscSpeed は実際のテストが開始される前にディスクのスピニングを開始します。初期設定は 10 秒です。
 
以下も合わせてご覧下さい:
転送レート
DAE 品質
アクセス/シーク時間
CPU 利用率
バーストレート
スピンアップ/ダウン
ロード/イジェクト
書き込み速度
書き込み速度は、ドライブが光学記憶域メディアにデータを書き込むことができる速度を示します(8 倍速または 16 倍速など)。
DAE 品質
DAE(デジタルオーディオの抽出)は、ディスクドライブを使用したオーディオファイルの読み取り処理を意味します。DAE 品質は、CD 上のデータを読み取るディスクドライブの能力を示しています。
アクセス時間
アクセス時間とは、ディスクドライブに挿入されたディスク上の特定の位置に読み取りヘッドを移動し、さらにそのディスクのエリアを読み取るのにかかる時間です。言い換えれば、アクセス時間とは、シーク時間に特定のエリアの読み取りにかかる時間を加えた時間です。
シーク時間
シーク時間とは、ディスクドライブに挿入されたディスク上の特定の位置に読み取りヘッドを移動するのにかかる時間です。言い換えれば、シーク時間とは読み書きのコマンドが到着してから実際の読み書き処理が実行されるまでの期間です。
回転速度
ディスクの読み取りや書き込みにはさまざまな方法があります。基本的なルールとして、光ディスクドライブの読み取り処理はディスクの放射状の範囲で開始され、中央から外側に移ります。回転速度のタイプを定義するために使用される 2 つの規格は、線速度と定角速度です。定角速度では、ディスク中央のトラックは常に最低速の線速度で動きます。線速度は中央から外側のエッジに向かって移動するにつれ低下します。定角速度(別称: 回転速度)は、ディスクの半角とは関係なく、時間の経過にともなう回転角の変化を表しています。すなわち、オブジェクトがセクタをループする速度です。
バッファ
バッファとは、必要に応じて、すぐに処理できないデータを記録および提供する一時メモリのことです。 また、バッファを使用すると、継続的なデータフローが確保されます。
CPU 利用率
中央演算処理装置はコンピュータのプロセスを処理します。演算のパフォーマンスが高いほど、CPU の読み込みとそのパフォーマンスが向上します。
読み込み速度
読み込み速度は、光学記憶域メディアのデータを読み込むためにレーザーが必要とする速度の系数です(8倍速または 16 倍速など)。
ファームウェア
ファームウェアは、製造中にハードウェアにインストールされるソフトウェアです(レコーダー、USB デバイスなど)。USB が PC に接続されている場合などに、各ハードウェアとその他のソフトウェアとの通信に使用されます。
セクタ
セクタは、CD-ROM でアドレス付け可能な最小単位の情報のことです。1 セクタは 2,352 バイトに相当しますが、使用する CD の種類によってユーザーデータに割り当てられるサイズが異なります。通常、セクタはヘッダ、同期ビット、およびユーザーデータで構成されます。 また、エラー検出とエラー訂正用のデータが含まれることもあります。


[標準テスト]ナビゲーション項目