転送レート]ナビゲーション項目には、[グラフ]エリアと[書き込みオプション]エリアに、[転送レート]テストに特化した設定オプションがあります。   
グラフ]エリアではグラフの設定を指定できます。次の設定オプションが使用できます。
スライダ
[テストの長さ]
転送レートテストの精度を定義します。
精度が高いほど、細かなグラフになります。ただし、精度が高いほど、テスト時間が長くなります。
チェックボックス
[RPM の表示]
グラフの回転速度を示します。
メニュー
最大速度 CD/DVD
CD/DVD を光ディスクドライブに挿入する際に[ディスク作成]タブに垂直のグラフスケールで表示される最大値を定義します。
曲線の一部がグラフエリアの境界を超えないようにするために、光ディスクドライブの最大読み取り速度よりも若干高い値を選択することをお勧めします。
チェックボックス
[最低/最高を表示]
転送レートテスト中に記録された最低および最高の速度値を示します。
通常の曲線では、最低速度が開始速度であり、最高速度が終了速度です。不均等な曲線では、最低記録速度が最小値として表示される一方で、最高記録速度は最大値として表示されます。
チェックボックス
[読み取りテスト]
高解像度または低解像度で読み込みテストの曲線を示します。
チェックボックス
[書き込みテスト]
高解像度または低解像度で書き込みテストの曲線を示します。
書き込みオプション]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。
エリア
[書き込みモード]
ディスクに対して[SAO](セッションアットワンス)または[TAO](トラックアットワンス)書き込みモードを選択します。
セッションアットワンスモードでは、[オーバーバーン CD]および[オーバーバーン DVD]チェックボックスをオンにすることもできます。対応する入力フィールドに正確なデータ品質を入力してください。
エリア
ディスクタイプ
データディスクまたはオーディオディスクのいずれかの書き込みシミュレーションを有効にします。
チェックボックス
バッファーアンダーラン保護
光ディスクドライブバッファーアンダーランの保護を有効にします。
バッファーアンダーラン保護は初期設定で有効になっています。このチェックボックスはオンのままにしておくことをお勧めします。
チェックボックス
ストリーミング
ストリーミングは書き込み速度を倍以上改善できますが、ディスクの質に悪影響が及ぶことがあります。これはディスクが書き込みプロセス中に検証されず、欠陥のあるセクタは再書き込みされないためです。
初期設定ではこのチェックボックスはオフになっています。つまり、検証が有効です。このチェックボックスをオンにすると、[DVD-RAM]と[ブルーレイディスク]に対する検証は無効化されます。
チェックボックス
[ダイレクトオーバーライト]
このチェックボックスをオンにすると、書き換え可能なディスクは直接上書きされるため、旧データを最初に削除する必要がありません。
このチェックボックスをオフにすると、書き込みのためのデータを含むディスクを挿入するタイミングがダイアログボックスによって通知されます。
チェックボックス
[イメージファイルの書き込み]
このボックスをオンにすると、Nero DiscSpeed はイメージファイル(ISO または NRG)を作成して[データディスクを作成]テストを実行します。
このチェックボックスをオフにすると、Nero DiscSpeed はディスクの最大容量に達するまでバイナリデータを書き込むことで、同じテストを実行します。
チェックボックス
[テストデータを含める]
このチェックボックスをオンにすると、テストについてのその他の情報(光ディスクドライブ、挿入されているファームウェア、および書き込み処理グラフに関する情報)がディスクに書き込まれます。
 
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転送レート
回転速度
ディスクの読み取りや書き込みにはさまざまな方法があります。基本的なルールとして、光ディスクドライブの読み取り処理はディスクの放射状の範囲で開始され、中央から外側に移ります。回転速度のタイプを定義するために使用される 2 つの規格は、線速度と定角速度です。定角速度では、ディスク中央のトラックは常に最低速の線速度で動きます。線速度は中央から外側のエッジに向かって移動するにつれ低下します。定角速度(別称: 回転速度)は、ディスクの半角とは関係なく、時間の経過にともなう回転角の変化を表しています。すなわち、オブジェクトがセクタをループする速度です。
バッファ
バッファとは、必要に応じて、すぐに処理できないデータを記録および提供する一時メモリのことです。 また、バッファを使用すると、継続的なデータフローが確保されます。
DVD-RAM
DVD-RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)は、最初に開発された書き換え可能なデータキャリア形式です。 セクタの分布を特長とし、DVD+/-RW と比較すると、データ整合性が向上し、フォーマットが高速化され、エラー管理が容易になっています。
ブルーレイ
Blue-ray テクノロジとは、特殊なデータキャリアへの書き込みのことです。データの読み書きに赤色のレーザーを使用する DVD とは対照的に、Blue-ray ディスクは青色のレーザーで書き込まれます。この青色レーザーの波長は短いため(405nm)、レーザー光線をより正確に配置することができます。また、データをよりコンパクトに書き込むことができ、ディスクのスペースも少なくて済みます。Blue-ray ディスクには、1 層ディスクで最大 25 GB、2 層ディスクで最大 50 GB を保存できます。
ストリーミング
ストリーミングとは、受信しながらデータを再生できるようにする、継続的なデータ転送のことです。 つまり、メディアファイルを完全に受信するまで待たなくても、再生できるということです。 TV チャンネルは、最初にハードディスクに保存しなくても、受信と表示を同時に行うことができます。


[転送レート]ナビゲーション項目